2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

虐殺器官 感想

9.11のテロの後、先進国は個人情報を管理し、人々は安全と引き換えに自由を引き渡した。一方、後進国では虐殺と内紛が相次いでいた。 今日は故・伊藤計劃氏の小説でありアニメ化もした「虐殺器官」の感想を述べよう。 本作を読んで抱いた感想は、意外に爽快…

日の名残り 感想

「あの時、こうしていれば良かった」 このように後悔したことの無い人間など、この世にいるであろうか。 今回、感想を述べる作品は、カズオ・イシグロ氏の「日の名残り」である。 まず、あらすじから述べよう。 品格を常に意識する老執事のスティーブンスは…

機動戦士ガンダム 感想

1979年、とあるアニメが始まった。 それは機械オタクの少年が巨大ロボットに乗り込み、過酷な戦場を生き抜くロボットアニメ、機動戦士ガンダムである。 これから、機動戦士ガンダムの感想を述べよう。 まず、私はこの作品を見て、終盤――つまりララァが出てき…

「サイコパス」 最近、私はこの言葉を聞く機会が多い。 理解できない、また拒絶したい人への悪口、侮蔑の言葉としてよく聞く。 何故、悪口として使うのだろうか。 そもそも、サイコパスとは何であろうか。 答えはインターネットや本などで見ることができる。…

亜人 考察

今回、紹介する漫画は「亜人」だ。 一応説明をするが、亜人といってもエルフやドワーフとか、亜人ちゃんではない。 絶対に死ぬことはない生物のことだ。 まず、あらすじから説明していこう。 高校生の永井圭は、下校中にトラックに轢かれて命を落とす。 しか…