がっこうぐらし! 感想
皆さんは漫画の実写化をどう思いますか?
私は良いと思います。
そう思わせてくれた作品が「がっこうぐらし!」です。
何故、実写化が反対されるのか。
キャストが合わない、コスプレ、演技が下手……etc
この作品は確かに演技が稚拙だなと思うところはありました。
しかし、作り手が原作をよく咀嚼して作ったんだなと思いました。
まず、キャストとキャラクターが良く噛み合っているなという印象でした。
原作を見ればわかりますが、皆有り得ない髪の毛の色をしています。
しかし、この実写では髪の毛は黒にしています。
この安易に側を作らないのは、非常に良く感じました。
本作品を見て感じたことは、日常を描けているなということです。
原作を読めばわかりますが、この作品自体はゾンビのいる学園ものです。
学園という箱庭で暮らしている3人の少女たち、外部からやってきて順応する少女。
少女が外部から来たことで関係性も変化し、トラブルが起きて、お互いをカバーしながら解決して卒業する。
終末を迎えた世界で日常を送り、外部に出て「かれら」や生存者と遭遇するかもしれないという終わり方はゾンビものとしても見れるし、日常ものとしても見れるなと思いました。