コロナより

 最近、コロナで黒いマスクを見る。

 私はこれを見たときに中二病じゃん、と思ったのだが、これからの時期危なくないですか。

 だって、これからクソ暑い夏が始まるのだ。黒は蜂を呼び寄せるし、何より熱を溜めがちだ。夏の暑さで日本や地球に呪詛を吐く私のような人間には、精神汚染が起こる光景であろう。

 

 さて、コロナから私がやったほうが良いと思ったことは、日本全国にwifiを設置すること、日本人の給与の底上げをしてエアコンを設置することの二つだ。

 

 休校のせいで学校の勉強が遅れたと私は思う。しかし、このコロナ騒動で変わったこともある。それらはタブレットによる通信での授業とクラスの存在しない学校だ。

 コロナにより密集は避けなければならない。そのため、家で授業ができるようにする。教育は全ての人たちに平等でないといけないから、wifiを設ける。

 また、コロナでなくてもいじめや家庭のことで学校に行けない人、不確定な理由で行かない人はいるものだ。その人たちも知識を身につけられる。

 さらにいえば、学校での交友関係が社会に出て役に立たないと思う。まぁ、社会は「お友達ごっこ」じゃないだろうし、好きなやつとつるめば良いわけではない。

 だが、学校では合わない他者を排除し、いつものメンツとつるむことこそ正しいのだ。これは偏見であるけれども……。

 だが、一つのグループにいるよりは、いろいろなグループに所属して、自分というものを規定するほうが私は生き生きできる。

 

 二つ目はコロナのせいで失業者、就職できない人が困るし、経済的に落ち込んだことだろう。だから、給料を上げるのだ。いつまでたっても100円ショップが100円なのがおかしいのだ。黒いマスクで熱中症も出るだろうからエアコンをつけてほしいのだ。

 

 以上のように不満混じりの意見を述べたのだが、対岸の火事ととられるだろう。だが、自分に関係のないことだから、と無関心を装うのは良いことなのか。

 無関心になっていると、いざ自分に何かあったら誰も助けてくれないのだ。

 ナチス共産主義者を攻撃したら、共産主義者じゃないから抗わなかった結果、自分が迫害されるときには誰も声をあげてくれない、なんてことには私はなりたくないのだ。

 私は、かかる火の粉を払うために視野を広げ、相対化された世界をサヴァイヴしたい。ただ、それだけだ。

 このようにコロナと歴史から学んでいきたい。